はろーえぶりばでー、一週間ぶりです。
前回のアクアリウムな記事で拍手をいただきました。ありがとうございます!
自分が綴ったものに反応があると照れ照れ喜んじゃうので、いやはやでれでれしてしまいます。
以前よりサイトにも拍手がちらほら入っていたりして、感謝の意に尽きます。
さて、そこで拍手を意識してみれば、
長くお礼文を変えていないじゃないか!
と気付いてしまい、思い立った勢いそのままに使用していたお礼文をログとして掲載しました。
新たなお礼文はまだ書いていません。用意中と銘打ったものの、何を書くべきかも分からない現状。
代案を用意してから下げろとも思いはしたけど、結局実行した次第です。
次はどんなお礼文がいいですかね、誰か教えてください。
さて、本日は、先ほどまでお礼文として掲載されていたSSらについて話そうかと。
書いたのは2012年初期、一年半も前です。
どんだけ放っておいたんだという失望感はさておいて、過去に書いた文章にコメントをつける。なかなか楽しそうな苦行ですね。
まず前提として。
先日までのお礼SSは、お題サイト様からお題を拝借し、それに基づいて各小説のCPを書いたものでした。
該当する小説はひとつを除いて全て掲載しているので、興味がある方は読んでみてください。
お題は全てこちらからお借りしています。
[
確かに恋だった]
いっこめ
【やっとあきらめたんだから、惑わせないでよ】
朱く染まる日より、南風原と久良木。
自分が作ったキャラクターは色々いますが、CPとしてみればこのふたりはだいぶ気に入っています。
とてもピュアでプラトニックな関係、幼なじみという線引きをしてるけど実質両想いです。
だけど南風原が久良木に惹かれるようになった頃には、進学が近付いていて久良木も行く学校が決まっていて。勉強のできない南風原が、成績の良い久良木と同じ学校になんて行けなくて。それでも彼は久良木といたいから悪あがきがしたい。
頭の良いお友達の五百住に頼っても、正直、結果は見えています。教える五百住も、待つ久良木も、挑む南風原自身にだって分かっていることですが、それでも彼はあがくんです。久良木は多分、そういう所にも惚れている。五百住も、久良木のことを好いていたけど、そういう彼が相手だから諦めている。
多分、二人の中学生活が終わって、お互い別の高校に進学したら、その時は二人の関係も変わるでしょう。
秋までには下の名前で呼び合えるようになっているはず。幼なじみとしてではなく、恋人としてね。
にこめ
【出会わなかったらという仮定の無意味さに比べたら、】
食物連鎖の迷子たちより、マクラーンとアーラ。
私、いがみ愛や殺し愛が結構好きで、この二人はそれを反映させています。
殺し殺される敵対関係の上で出会い、情が移ってもその関係は覆せず。
そうしたら、戻れなくなる前に決め手を討つしかない。真面目な彼女の決意に、優しい彼が応えました。
例の面倒な名前の刀は、アーラの細腕でも軽々振るえますが、その時ばかりは重かったことでしょう。
久々に読み返したら、切なさと格好よさがにじみ出てていいなあ、と、我ながら惚れ惚れです。
さんこめ
【恋じゃなくて愛です】
五番乗り場より、白戸と黒羽。
たまに書きたくなる会話文オンリーです。
向こうから構いにきてほしい黒羽と、いろいろドライな白戸。でこぼこな二人に似合う呼び名は、恋人や友人ではないと思います。
黒羽は恋に似た、特別な感情を抱いていますが、白戸からすれば一緒の電車に乗って帰る人。
これ以上の進展はないけど、なんとなくお互いの隣が心地よい。ふわふわした関係です。
こういうドライな仲って、よくないですか? 私は好きです。
よんこめ
【悲しいのは私だけで傷つくのも私だけ】
ティアーズティーを召し上がれ(過去に掲載していた、現未掲載文)より、三月うさぎとるいき。
童話をモチーフにしたこの話では、主人公の人魚姫ことるいきが、三月うさぎに恋をします。
けど、いろいろな意味で住む世界が違うし、第一相手はるいきのことが見えていません。
るいきが遠くの三月うさぎを見つめているように、三月うさぎも遠くの誰かを見つめている。
そこで、その誰かを連れてこようとする。それがるいきの気持ちの表現方法。
るいきは三月うさぎが好きで、好きな彼のためなら無茶ができる。
陸に上がるとか、ナイフを自分に突き立てるとか。人魚姫らしく、自傷じみた純愛です。
と、真面目に語ったはいいものの、読み返した第一印象は「うわメルヘンだ」でした。
ティアーズティーは全体的にメルヘンかつポエミーにしたいです。いつか書き直したい。
以上、拍手お礼文についてのおはなしでした。
こういう風にCPに着目したSSは暇あらば書いていきたいですね。
今作るなら、半熟りんごやら愛を今日に閉じ込めてやらWピースやらピクルスやらの彼らになるのでしょう。面白そうですね。少し検討してみます。
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